2016.11.30

*ドイツで「春を告げる食べ物」と言えば…*(2010/05/02)

みなさま、今日のごきげんはいかがですか?

冬が厳しく長くさびしすぎるため、ドイツの人は「春の訪れ」を本当に楽しみにしています。
3月、4月は、会えば「ほんと、いい季節になったわよね〜。」
「今日なんて寒いけど、でも、天気はいいからね!気分はいいわよね。」
とか、まずは天気の話から。
Cimg2550_2そんなドイツの「春のお楽しみ」と
言えば(食べ物の)Spargel
シュパーゲル(白アスパラガス)!!
今は、まさに その季節*
スーパーでは、一等地にスペースを
とってズラリと並べられるだけでなく、
スーパーの駐車場などにも「スタンド」
が設置されます。
また、ただの「道ばた」にも、
突如として「屋台」が出現します。
(そういう時は、その屋台の近くには
「この先100mシュパーゲル販売中」
というような看板が立っています。)
左の写真は、毎年この季節になると
うちの町に出現 (いつも同じ小さな
車の修理工場の敷地内)する屋台。12
そして、いつも苺が一緒に売られて
います。白アスパラは、ランク別に
ケースに入れられているのですが、
思い切って、一番「いいやつ」を
6本購入。あと、苺を1パック*

シュパーゲルを見つけると、
「あぁ、今年も春が来たのね」今夜は
これで春の訪れを祝うとしよう♪と
ちょっぴりHAPPYな気持ちになるほど
ドイツでは、シュパーゲルは
特別な食べ物なのです*
シュパーゲルを楽しめる時期は、
4月中旬頃から6月下旬ごろまで。
Photo_2Photoこの時期は、レストランでも特別な
「シュパーゲルメニュー」が登場*
シュパーゲルは、値段に差がある
とは言えお値段は高め。
輸入物も多い(お値段安め)ようで
すが、みんな結構「ドイツ産」に
こだわっていると思います。
ちなみに1kgで約450円くらいから
ありますが、ドイツ産で「いいもの」
になると1400円くらい(高っ)!
私個人としては、期間限定(しかも、
その期間内に時々食べるだけ)なので
フンパツして「いいもの」を
少し、いただくという感じで
「シュパーゲルを買うことそのもの」を楽しんでいます。Photo_3
上の写真(6本のシュパーゲル)は、
今年初めてのシュパーゲルなので、お庭で記念撮影♪
短そうに見えますが、25cmくらいはあります。
我が家でのシュパーゲルの定番メニューは、ベーコンとシュパーゲルの
Hollandaise (ホーランデーゼソース)のパスタ(上の写真)*
いつも、その時の気分で、パスタの種類を決めます。今回は、イタリアの
リボンのようにペラペラで長い、たまごのパスタで作ってみました。
このホーランデーゼソースは、シュパーゲルを楽しむ定番のソースで、
粉のもの(牛乳で溶いて作る)や、右の写真のようにパック入りのもの
(温めるだけ)など、いろいろなタイプのものが売られています。
このソースは、卵黄とバターで作られたソースなので、
ちょっとカルボナーラソースに似ています。
いつも、パック入りのものを買いますが、
このままでは「ドロドロ」しすぎ&かなり塩辛いので、牛乳で薄めて、コンソメなどで味を調整しています。
このシュパーゲル、生のものは、普通のスーパーでは他の季節には、全く並んでいません。
そして、冷めた状態で食べる(例えば、サラダとか)というのも、聞いたことも見たこともありません。
そんなことして、あるいは、季節以外に無理矢理食べるものじゃない、ってことなのかな、と思います。
私は、町中(まちなか)に住んでいるわけじゃないので、
何とも言えませんが(ふだん見る物に限りがある)、
ドイツの普通の スーパーでは「旬」以外の時期には見ない野菜や果物が多い気がします。
もちろん、絶対にドイツで作っていない「南国のフルーツ」やら、他のヨーロッパ諸国産の野菜など
普通に(いつでも)スーパーに並んでいますが……
わりと、旬のモノはその時期にのみ楽しめばいい、というようなシンプルで質素な食生活だと思います。

ガイドブックによく「ドイツ人は、夕食には温かいものは食べない」と書かれています。
つまり、パンとハムとかチーズとか、そういう夕食ということ。
もともとは、夕食ではなく昼食がメイン(量・質ともに)というのが食生活の伝統だったそう。
今はそうでもないようですが、ずっと「なぜ夕食には冷たいものしか食べないの?」と
ドイツ人に聞いてみたかったのですが、やっと聞いてみました(1年半ほど前)。
聞いたのは20代の男性。
う〜ん、最近はそうでもない(冷たい料理ばかりじゃない)ですよ。
でも、まぁ、どちらかといえば、そうかな。なぜかって?さぁ〜、聞いたこともない(家族に)。
昔からそうだから。伝統だから……かな!?
これが、彼の答え。
ひ〜っ、なんか、すごいスペシャルな理由があるのかと想像(わくわく)してたけど。
そうか「昔からそうだから。」なるほど。以外とそんなもんかも。
もしかして、日本に住むドイツ人に、日本の食生活について「これって、なぜですか?」と詰め寄られても
「え〜っ、なぜって聞かれても〜。だって、昔からそうなんだもん。理由なんて知らないよ〜。」
っていうようなこと、案外 多いのかも知れません……。

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