2016.12.09

*Maibaum マイバウム 5月の木*(2010/05/20)

みなさま、今日のごきげんはいかがですか?

Photo左の写真は、我が家から車で約30分ほど
メルヘン街道沿いのAlsfelder アルスフェルト
という町の旧市街のマルクト広場の写真です。
少し前の週末
「どこかへ夕ごはんを食べに行こう」と
出かけた町。写真の右、とんがり屋根の
小さな塔のくっついたカワイイ建物は、
なんと市庁舎♪
その左、赤と白のリボンなどで飾られた「塔」は
「Maibaum(マイバウム)」と呼ばれるもので
「5月の木」という意味のポール。
主に南ドイツの習慣だそうですが、
5月の春祭りのために立てられるポールです。
家の前に立てるものもあるそうですが、広場など
町の中心に立てられるものは特大サイズ。
お祭りの時には、みんな民族衣装を着て
このマイバウムの周りで踊るそうです*
このマイバウムを立てる習慣は、かなり昔から
あるそうで、なんとローマ時代から行われていた
んだとか。マイバウムには、白樺の木などが
使われているそうですが、春の訪れを
祝うだけではなく「樹木信仰」もあり、
樹木に宿る精霊が、病気などの災いから家や家畜
などを守り、繁栄をもたらす、というような
厄よけの意味合いもあるそうです。
この町の中心に立てられるマイバウム、「よその町のマイバウム」を盗む、というゲームもあるそうで、
みんなで多いに盛り上がろう!という春祭りには欠かせないもののようです。(うちの町にはないので残念)
一方、家の前に立てるマイバウムは……
若い男性が(若くないとダメなのかな……)、心を寄せる女性の家の、彼女の寝室の窓の下に立てる
というものだそうですが、たぶん昔々のお話だと思います。
マイバウムは、夏まで立てられたままのようですが、中には一年中残されているものもあるそうです。
このマイバウム、地域限定の習慣である上に、タイミングもあったりして
見ようと思っても、なかなか見られないので、いつも見た時に「あっ、そうだった、そうだった!」と
思い出します。今年は見られてよかった……*

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